入学前教育
入学前教育
現代の医療は大きな進歩を遂げていますが、まだまだ治療の難しい病気も存在し、さらに新しいこれからその解明が待たれる病気も発生しており、これらに対抗する新薬の開発が望まれています。薬学部では、薬剤師、薬学研究者を養成のため、薬学の基礎となる、有機化学・薬化学・無機化学・分析化学・物理化学・放射化学・高分子化学や生物学や物理学等の自然科学の基礎をはじめとする多くの分野を学びます。そして薬を使う立場から学ぶ臨床薬学、患者さんとコミュニケーションをとる方法や、医療の現場において守るべき倫理や制度についても幅広く学んでいきます。
薬学教育センターでは、学校推薦型選抜試験・特別選抜試験で合格した生徒さんに向け、入学後の学びに対しての期待する気持ちや学習意欲を醸成し、薬学部での学びに必要な視野を広げ、学ぶ姿勢を今から築いてもらうため、「入学前教育プログラム」を企画しました。このプログラムでは、以下の3つの力を養ってもらうことを目的にしています。
入学前教育(高大接続期教育)で養う3つの力
1.基礎学力の定着
高校までの学びと大学の学びの接続ができ、なぜ大学で学ぶのかを理解することができます。
2.マインドセット(高校から今度は大学で学ぶという学びの転換)
高校の学びが大学の学びにどうつながるかが理解でき、入学後の主体的学習態度、習慣、自己管理能力を身につけることができます。
3.職業観を高める
目指す薬剤師像、将来像が鮮明となり、薬剤師という仕事の理解が深まり、夢の実現のために、入学後の学びに対する意欲が高まります。
このプログラムは以下3つの内容で構成されています。
① テキスト学習(基礎学力の定着):2021年12月15日(水)テキスト発送予定
② ZOOMを利用した討論学習(入学前の仲間づくり):2022年2月8日(火)
③ 医療・薬学に関するデータサイエンスを学ぶ:2021年12月15日(水)から動画配信
※ ①はテキスト学習とWEBテスト、②③はリモートディスカッションシステム*を使用
(*リモートディスカッションシステムは、新潟薬科大学が開発したWEBキャンパス上の学習環境システムです。)